ご挨拶
当事務所も、開設してから二年以上が経過しました。この間、クライアント様にはご厚意を頂き、事務所としての形態を維持させて頂いております。本当にありがとうございます。
今回、ホームページをhttps化し、少しだけ更新しました。
事業環境の変化が激しい現代において、事業を維持して発展させてゆくことは大変なことであると感じています。知財の世界も、新たな大きな変革期に入っていると感じています。旧来良しとされていることが、将来においてもそうであり続けるのか、常に懐疑心をもって、目の前の1つ1つの仕事に取り組んでいこうと考えています。
クライアント様の事業の環境や内容が変化していっているのに、知財の在り方が変化しないということはあり得ないと考えます。クライアント様の事業のための好適な知財とは何なのか、それを目指すためにも私たちの仕事への取り組み方を含めて変革してゆく必要があると考えております。当事務所は、その意思と、変化に対応できる身軽さとを兼ね備えています。
法律で認められている知財などの権利を御社の事業に活用する意思を持たれることにより、その成果を直接的に数値化することは極めて難しいことですが、事業化の収益を改善できることがあると思います。御社がせっかく築き上げてきた技術や信用が皆無となってしまうことがないように、特許、商標などの知的財産を所有して事業活動に活用してゆこうとすることが、大切なことではないかと考えております。単にコンプライアンスを遵守するためだけに知的財産を取得することもあるかとは思いますが、それ以上の価値を知財に求めてみてもよいのではないでしょうか。
是非とも、今後のお引き立てを宜しくお願いいたします。末永くお付き合いをさせて頂けたら幸いです。
敬具
2019年10月吉日
弁理士 小森剛彦